金田一耕助アートウエーブ


本陣殺人事件
姫路文学館「戦後期文学のクラシックス」に原画展示していただきました

一柳家
一柳家
『やあ、よく来てくれたね』
『小父さん、この度はどうも・・・・・・』
11月27日お昼過ぎ
電報で呼び出された金田一耕助
ステッキ片手に黒い大きな門をくぐった
(平凡な事件にいちいちひっぱり出されちゃあたまらない)
金田一さん、あなたって克子ちゃんとは同じ年頃でしょーが

庭木の下に取り残された丸い雪を
ぼんやりと見つめる金田一耕助
(ありふれたものになるのではないか)

金田一さん、世話になっておきながら・・・
われらの金田一耕助、「本陣殺人事件」のスタートです
(『』()作中より)

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