平成１６年１１月２３日晴天の中、除幕式が終わりました。
ご参列いただきました皆様、ありがとうございました。

我が国を代表する探偵小説作家横溝正史先生は、明治３５年（１９０２年）に神戸市東川崎町にお生まれになりました。実家は東川崎町３丁目で薬局を営んでおられましたが、３丁目内で一度転居された後、東川崎７丁目に移られても続けて薬局をされておられました。 　横溝先生は、東川崎尋常小学校を卒業の後、神戸二中に入学され、その後、大阪薬学専門学校を卒業されました。卒業後、実家の薬局を経営されていましたが、大正１５年に江戸川乱歩氏の招きにより上京され、探偵小説作家の道を歩まれることになりました。 　先生のお住まいは東京となってしまいましたが、作品には神戸の街がたびたび登場して、若き頃を過ごされた神戸を懐かしんでおられたのではないかと思います。 　特に自伝的随筆である「書かでもの記」には、先生自身の手により生誕地である東川崎町のことが詳細に書かれています。 　一昨年平成１４年（２００２年）は横溝正史先生の生誕１００年にあたりました。そこで、横溝正史先生がお生まれになった神戸市東川崎町に生誕地碑を建てて、先生の功績をしのびたいと考えています。 　皆様方のご協力を心からお願い申し上げます。 　　 平成１６年８月

作家 陳舜　臣 神戸市東川崎町自治会長 後藤　　実 兵庫県薬剤師会相談役 岡田　重一 神戸市中央区薬剤師会会長 野口　恵司 兵庫県立兵庫高等学校同窓会　武陽会　理事長 瀧川　博司 神戸市立東川崎小学校同窓会長　 高田健太郎 探偵小説研究家 浜田　知明 金田一耕助アートウェーブ 香月　みか 探偵小説愛好会　畸人郷　会長 野村　恒彦

	左から横溝正史先生のご子息であります 横溝亮一先生のお席、その隣が正史先生のお孫様、そして次が私の席でした。 勿体無いことです。 一年後の生誕地記念碑です。 2005/11/23 右がご子息の横溝亮一先生、碑を挟み左が正史先生のお孫様、その隣、左端が私です。

トップページに戻る