女が見ていた

銀座哀憐歌
このＢＧＭはHarmony-Hramony様MIDI素材集によるものです	こんな時間になると 開いている店は少なく 酔い客がふらりふらりと擦れ違っていくぐらい 泣き顔を見られぬまま 元のガード下に帰るわ 幌が風に踊る 霧が夜を消している この静謐なこと 慕い（おもい）だけが追いかけて 白い闇に靴音もなく
ノンのコメント 昭和２４年には埋め立てられてしまった三原橋の下の川。 「女が見ていた」は昭和２４年の作品です。事件はいつ頃なのでしょう、 三十間堀埋立地にリンタクが止まりますから、 川は無かったのでしょうね 絵の中の二人は皓三とマチ子ですが、詩は、美代の気持ちを綴ってみました。	リクエスト第４３弾　ＫＥＮ様より How do you like my picture?

（東京劇場） 皓三とマチ子が、霧の深い夜に向かったホテルＱは、東劇（東京劇場）横。 この写真は、昭和３２年頃かと思われます。 橋は万年橋で、手前ターンして歩いてきますと歌舞伎座を右に見ながら三原橋です。

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