「雌蛭」では変装の為、チェックのアロハなるものを着用していた金田一さん。
伝記作家の横溝先生にどんな変装をしていたと伝えたでしょうか？
横溝先生は、金田一さんの言葉を信じてそのまま書いたのでしょう（笑）
「仮面舞踏会」の飛鳥忠熈さん、スモーキング（部屋着）を脱いでアロハに着替えています。
事件の知らせを受け、現場に向かいますが、その時は派手な開襟シャツになっています。
不幸のあった現場に向かうのですから、わざわざ派手な服に着替えるはずもないので、飛鳥さんは着替えてないと思います。つまり金田一さんが目にした飛鳥忠熈氏の服装はアロハのままと考えられます。
金田一さんから報告を受けた先生は「派手な開襟シャツ」と書いたものの、アロハのことではないか・・と悩み、前の場面ではアロハとして後の場面では金田一さんの言葉そのままで書いたのかもしれません。
（ちょっとわかりにくい文章ですみません、場面ごとに服装の記述が変わるのは金田一さんの言い方が不安定であるからと考えた訳です・その割にはアロハの人が多数出てくる作品・・・謎は続く）

	この縞のシャツは何と言いますか？ 耕助「チェックのアロハです」
	このシャツは何と言いますか？ 耕助「派手な開襟シャツです」

双子の雪洞が花見の雪洞だったら

あ、あれは何だ！

あ、雪洞！

迷路荘の惨劇でスプリングを持つ男